tagflot

1. 基本の使い方・ツールの流れ

1-1.tagflotについて
tagflotとは
tagflot(タグフロット)は、
Eagle専用の非公式タグ付与・管理ツールです。
素材へのタグ付けを簡単かつ大量に行えます。
独自のプリセット機能を使えば、一度に多くのタグを選択・付与することも可能です。
タグの内容や使い方はユーザーごとに自由にカスタマイズできます。
Eagleの検索・管理機能を最大限に活用できる設計になっています。
🧩 主な特徴
  • タグを グループ →カテゴリ → タグ の3階層で整理し、自分専用の分類体系を作成
  • 複数タグの組み合わせをプリセットに登録することで、ワンクリックで大量のタグ選択ができます。
  • 出力形式やボタンはカスタマイズでき、タグ出力をコントロール
  • 自分で作成したタグを、Eagleのスマートフォルダで自動分類に活用可能
  • サーバー不要・完全ローカル動作(保存は手動)
🧑‍💻 こんな方に最適
  • Eagleでタグを活用しきれていないと感じる
  • 動画に対して「分類・整理・分析」を本気でやりたい
  • タグ付け=情報付与・構造化作業として活用したい
  • 静止画
1-2.初めての方へ|基本ステップ
基本ステップ
✨ Step 1|タグを作成する
タグ編集ツールで自分の用途や分類に合ったグループ・カテゴリ・タグを作成します。
⚙️ Step 2|タグを選んで出力する
必要なタグを選び、クリップボードにコピーします。
⚙️ Step 3|Eagleでタグ付け
Eagleでタグ付けしたい動画を選択し「新しいタグ」の検索欄にタグをペーストすると動画にタグが付きます。
さらに便利に使うには|プリセット機能
  • 「プリセット編集ツール」で、よく使うタグの組み合わせでプリセットを登録
  • 「メインツール」で、登録済みプリセットをクリックするだけで複数タグを一括選択
1-3.保存・削除・バックアップ・新規作成について|必ずお読みください
保存について
自動保存はありません
このツールはHTMLとJavaScriptだけで動作するローカルツールです。
編集内容が自動で保存される機能はありません。
保存方法
編集ツール下部の「出力」ボタンを押し、tags.jspresets.jsとして保存してください。
ダウンロードしたファイルはdataフォルダに上書き保存してください。
「出力」→「dataフォルダ内の同名ファイルに上書き保存」の2ステップが必要です。
tags.jsやpresets.jsなどのデータを編集・上書きした後は、ページをリロード(再読み込み)するとツールにすぐ反映されます。
反映されない場合はブラウザのキャッシュをクリアして再度読み込んでください。
ファイル名について
ツールが自動で読み込むのは「data/tags.js」「data/presets.js」「data/special_tags.js」など、決まったファイル名のみです。
ダウンロードやコピーを繰り返すと「tags (1).js」や「tags(2).js」などが自動生成される場合がありますが、それらはツールで認識されません。
新しいデータを利用する際は、使用したいファイルの名前を必ずtags.jspresets.jsspecial_tags.jsbutton_toggle_category.jsに変更してください。
おすすめの使い方
編集が多い場合などは、作業の合間にこまめに「出力」ボタンで保存しておくのがおすすめです。
最終版をtags.jspresets.jsに名前を整えてdataフォルダに配置することで、メインツールにすぐ反映できます。
制作者の実践例
私は tags.jspresets.js をテキストエディタで常に開いておき、 タグやプリセット編集後に出力したコードをコピーして丸ごと上書き保存→ツールをリロードして即座に反映、 というサイクルで編集と確認を繰り返しています。
新規作成について
新規作成の流れ
はじめからタグやプリセットを作り直したい場合は、tags.jspresets.jsdataフォルダから削除し、各編集ツールを起動してください。
ファイルが存在しない場合は「新規作成ダイアログ」が表示され、空のデータから新しく作り直すことができます。
新規作成やダウンロードを行っても、既存ファイルが自動で上書き・削除されることはありません。
データの整理やリセットにも安心してご利用いただけます。
新規作成についての詳細な手順は、タグ編集ツール・プリセット編集ツールそれぞれの使い方セクションもご参照ください。
バックアップについて
バックアップ方法
タグやプリセットなど、全てのデータはdataフォルダ内にあります。
万一に備えて、dataフォルダごとコピーしておけば、簡単にバックアップが完了します。
ファイル単位でバックアップする場合は、tags_backup.jsなどの別名で同じフォルダ内に保存しても問題ありません。
バックアップファイルや過去のデータは、手動で削除しない限りそのまま残るため、必要に応じて復元や管理ができます。
削除方法
このツールを削除したい場合は、フォルダごと削除するだけで完了します。
レジストリやシステム設定への書き込み等は一切ありません。
1-4.各ページの役割と使い分け
各ページの役割と使い分け
🛠️ タグ編集ツール(tag_editor.html)
タグの「追加・整理・編集」を行う専用ツールです。
ご自身でタグを作成しないと、メインツールにタグが表示されません。
(※初回はデモ用のタグがいくつか登録されています)
🧩 プリセット編集ツール(preset_editor.html)
複数のタグを“ひとまとめ”にして、ワンクリックで一度に付与できるプリセットを作成できます。
タグ付け作業の時短や、よく使うセットを手軽に再利用したい人におすすめです。
🚀 メインツール(tagflot.html)
登録済みのタグやプリセットを使用して、実際にタグの選択と出力をするツールです。
🧰 TSV/JS変換ツール(tool_convert_tsv_to_js.html)
タグやプリセット定義の表形式(TSV)⇔JavaScriptデータ(tags.dist/presets.js)間の変換を行う補助ツールです。
Excelやテキストエディタで編集した内容を簡単にツールに取り込んだり、出力結果を管理できます。

2. 各機能の解説

2-1.タグ編集ツールの使い方(tag_editor.html)
基本の使い方(タグを作成する手順)
タグの作成と編集
グループ - カテゴリ - タグの三階層で管理します。
保存と反映
完成したタグを tags.js として保存し/data/tags.jsに上書きします。
新規作成について
既存のタグデータ(tags.js)を削除して編集ツールを開くと、空の状態からグループ・カテゴリ・タグを自由に登録できます。
データファイルがdataフォルダに存在しない場合も自動的に新規作成が案内されます。
編集や整理の際に一度すべてリセットしたい場合にも利用できます。
元のファイルを残したい場合は、別名(例:tags_backup.js)に変更するか別フォルダで保管してください。
注意|保存について
/data/tags.jsに上書きや差し替えをしない限りメインツールには反映されません。
各機能のポイント
ショートラベルの使用
ショートラベルはボタン表示用の短縮名で、表示が崩れる場合などに使用します(出力には影響しません)。
通常は設定不要です。
グループカラーの反映
グループカラーは、メインツールの「カテゴリ左帯」や「説明テーブル」に反映されます。
特殊タグについて
特殊タグの表示設定
「未選択」「該当なし」「その他」など、各カテゴリに共通する特殊タグの表示/非表示を切り替えられます。
未選択の仕様
「未選択」は常に表示され、カテゴリ毎のタグ選択のリセットボタンとしても機能します。
出力に含めるか設定できます。
特殊タグの追加
特殊タグは複数カテゴリに共通して表示したいタグがある場合、カスタム特殊タグとして追加できます。
追加方法についてはセクション3で詳しく説明しています。
特殊タグの名前・説明の変更
既存の特殊タグやカスタム特殊タグの表示名や説明文を変更したい場合は、設定ファイルを編集してください。
編集手順はセクション3で解説しています。
2-2.プリセット編集ツールの使い方(preset_editor.html)
基本の使い方(プリセットの登録手順)
グループとカテゴリの作成・編集
プリセット用のグループとカテゴリを作成します。
プリセットの作成・編集
登録済みタグから必要なタグを選択しプリセットを作ります。
後からプリセットに含むタグの追加や削除も可能です。
順序整理・編集
プリセットの順序を整理し、必要に応じて削除や移動を行います。
未定義タグの検知・削除
プリセットに登録されているタグのIDが変更された場合、「未定義タグ」を含むプリセット・カテゴリ・グループに通知が表示されます。
未定義タグを含むプリセットを自動で開くボタンもあります。
未定義タグは削除してください。
未定義タグはリンク切れのIDが表示されるので、それを参考にその場でタグの追加も出来ます。
保存処理
完成したデータをpresets.jsとして保存します。
/data/presets.js に上書き保存してください。
新規作成について
既存のプリセットデータ(presets.js)を削除してプリセット編集ツールを開くと、空の状態からグループ・カテゴリ・プリセットを自由に登録できます。
データファイルがdataフォルダに存在しない場合も自動的に新規作成が案内されます。
編集や整理の際に一度すべてリセットしたい場合にも利用できます。
元のファイルを残したい場合は、別名(例:presets_backup.js)に変更するか別フォルダで保管してください。
注意|保存について
/data/presets.jsに上書きや差し替えをしない限りメインツールには反映されません。
各機能のポイント
ショートラベルの仕様
ショートラベルはプリセット名が長い場合に使用され、ボタン表示にのみ反映されます。
グループカラーの反映
グループカラーは、メインツールの「説明テーブル」に反映されます。
お気に入りフラグの反映
お気に入りフラグ(★)を付けると、メインツール上でプリセットの右上に★マークが表示されます。
メインツールの使い方(tagflot.html)
基本の使い方
タグの選択
タグやプリセットのボタンをクリックしてタグを選択します。
出力の設定
右下の出力設定コーナーで、形式・範囲などを設定します。
タグのコピー
コピーボタンを押すと、選択中のタグがクリップボードにコピーされます。
タグ選択テーブル下のテキストエリアにペーストして内容を確認できます。
ペーストした内容はすぐ下のリセットボタンで消すことができます。
Eagleでタグを適用
Eagleの「新しいタグ」欄に貼り付けて、タグを適用します。
各機能のポイント
プリセットについて
プリセットの選択
プリセットボタンを押すと、含まれるタグが現在の選択に追加されます。
※すでに選択されているタグは重複せずに保持されます。
プリセットカラムの開閉
画面右端上方のボタンで、プリセットエリアの表示/非表示を切り替えられます。
グループ・カテゴリの一括開閉
OPEN/CLOSE ボタンで、すべてのグループ・カテゴリをまとめて開閉できます。
お気に入りプリセットの★表示
お気に入りフラグが付いているプリセットには、ボタン右上に★マークが表示されます。
お気に入り登録はプリセット編集ツールでできます。
プリセットの内容表示
プリセットにマウスを乗せると、中央にそのプリセットに含まれるタグの一覧が画面中央にポップアップ表示されます。
出力の切り替え
出力・動作設定
以下の3種類から出力形式を選択できます。
・カテゴリ名:タグ名
・カテゴリID:タグ名
・タグ名のみ
※ショートラベルが設定されている場合もタグの名前がタグ名として出力されます。
出力対象の切り替え
出力対象を「開いているカテゴリのみ」または「全カテゴリ」から選べます。
また、「未選択タグを含める/含めない」を選べます。
説明の吹き出し表示
マウスオンで、タグやカテゴリに設定した説明文が吹き出しで表示されます。
この吹き出し表示は、設定からオン/オフを切り替えられます。
クリック音の設定
ボタンをクリックしたときの効果音も、オン/オフを切り替えられます。
この設定もブラウザに自動で保存されます。
出力設定の保存
出力形式や出力範囲、説明の吹き出し表示・クリック音のオン/オフ設定はブラウザに自動で保存されます。
設定のリセットボタンもあります。
説明テーブルについて
説明カラムの開閉
画面左端上方にあるボタンで、説明カラムの表示/非表示を切り替えられます。
各ボタンの説明一覧
各ボタンの名前と説明が表形式で表示されます。
グループ・カテゴリの一括開閉
OPEN/CLOSE ボタンで、すべてのグループ・カテゴリをまとめて開閉できます。
タグ選択について
タグ選択の表示
選択されたタグは、画面下部に表示されます。クリックで該当カテゴリにジャンプできます。
表示されたタグに触れると右上に表示される × ボタンで、個別に選択を解除できます。
未選択ボタンについて
初期状態では各カテゴリの「未選択」ボタンが選択されています。
カテゴリ内のタグを選択後に「未選択」ボタンをクリックすると、カテゴリ内のすべての選択が解除されます。
コード生成コーナーについて
タグ選択テーブルの下にある「+」ボタンを押すと、コード生成コーナーが開きます。
ここではデータの直接編集のためのコードの発行やデータ一覧の出力などが行えます。
詳しい使い方や注意事項はセクション3で解説しています。
2-4.TSV/JS変換ツールの使い方(tool_convert_tsv_to_js.html)
基本の使い方
概要
このツールは、タブ区切り形式(TSV)のタグ・プリセット定義データを、ツール内部で使用される tags.js および presets.js の形式に変換するための補助ツールです。
Excel や Google スプレッドシートで管理しているデータを一括で反映したい場合に便利です。
主な用途
・大量のタグやプリセットをまとめて作成したい場合
・複数人で共有・編集したスプレッドシートを取り込む場合
・似た構成のプリセットを一括生成したい場合
基本的な使い方
1. メインツールからタグ/プリセットのデータをTSV形式で出力し、Excelやスプレッドシート等に貼り付けて編集します。
※ CSVとしてダウンロードし、テキストエディタ等で編集しても構いません。

2. 編集後のデータは、次のいずれかの方法で読み込みます。
・CSVファイルを読み込む
・スプレッドシート上のセルをコピーして、ツールの入力欄にペーストする

3. 該当する「変換」ボタンを押すと、整形済みの出力コードが表示されます。
内容を確認し、tags.js または presets.js に上書き保存してください。
入力と出力の仕様
入力に関する注意事項
・ラベルとIDは必須入力です。
・IDの接頭語は以下のように指定してください:
└ プリセットグループ: preset-gp__
└ タググループ: tagu-gp__
└ プリセットカテゴリ: preset__
└ タグカテゴリ: tag__
└ プリセット/タグ: 所属カテゴリID + __

・IDに使用できる文字は半角英数字とアンダースコア(_)のみであり、また以下は禁止です。
└ アンダースコアが連続(例: a__b)
└ アンダースコアが先頭または末尾にある(例: _abc, abc_)
エラー通知
・入力エラーがある場合は通知欄に警告が表示されます。
・入力エラーがある場合は出力はされません。
出力データの扱い
・整形された出力コードは、そのまま tags.js や presets.js に貼り付けて使用できます。
・出力結果はクリップボードにコピーするか、保存ボタンでダウンロードできます。
ワンポイント
・TSV形式は内部IDを含む構造で出力されるため、接頭語付きのIDが必要です。
・編集ツールでは接頭語を除いたIDで入力・編集できます。
・グループ・カテゴリの追加やカテゴリ間移動など、構造の整理には編集ツールの使用がおすすめです。
2-4.アップデート通知機能について
アップデート通知機能について
メインツール右下のアップデート通知ボタンから、最新情報やお知らせをいつでも確認できます。
(インターネット接続が必要です/外部にデータを送信することはありません)
アップデート時のデータ引き継ぎ方法
新しいバージョンのtagflotを導入する際は、dataフォルダ内のファイル(tags.js・presets.jsなど)を新しいバージョンのdataフォルダに上書きコピーするだけで、これまでのデータを引き継げます。
※今後データ形式が変更される場合も、専用の変換ツールを配布予定です。

3. 発展的な使い方・カスタマイズ

3-1.コード生成の使い方
コード生成機能の使い方
コード生成コーナーでは、タグやプリセット/グループ/カテゴリなど各種コードの発行や、 現在使われているタグ・プリセットの一覧出力(タブ区切り・CSV形式)が行えます。
※プリセットやタグの追加・編集はGUIで完結しますが、各種コードの手動生成やデータ出力も必要に応じて利用できます。
カテゴリ開閉ボタン作成機能の使い方については専用セクションで説明しています。
📤 データ一覧の出力手順
1. 本体ツールから、現在使用中のタグ/プリセット一覧を出力
2. 出力内容をすべてコピーし、エクセル等に貼り付けるかCSV保存して編集
3. 変換ツールに貼り付けて変換
4.生成されたtags.jspresets.jsdataフォルダに上書き、または内容を既存ファイルに貼り付けて保存
🔁 注意点
この出力は「現在使用中のデータの一覧」を書き出す補助機能です
タグ名や構成を変更しても自動では反映されません。変更後は再出力→再変換が必要です
3-2カテゴリ操作ボタンの使い方・追加方法
カテゴリ操作ボタンの使い方
概要
「カテゴリ操作ボタン」は、複数のカテゴリを一つのボタン操作でまとめて開閉したり、並び替えることができる機能です。
「標準ボタン」と「カスタムカテゴリ開閉ボタン」があります。
各標準ボタンの仕様
  • 全て開く:すべてのカテゴリを開きます
  • 全て閉じる:すべてのカテゴリを閉じます
  • 未選択を開く:「未選択」になっているカテゴリだけを開き上に集めます
  • 上に集める: 開いているカテゴリを上に集めます
  • 順番を戻す: カテゴリの順序を元に戻します
  • 選択カテゴリだけ開く:選択されたカテゴリのみ開き、他はすべて閉じます。
※ボタン名や説明は、言語設定等によって多少異なる場合があります
カスタムカテゴリ開閉ボタン
カスタムカテゴリ開閉ボタンとは
「カスタムカテゴリ開閉ボタン」は、複数のカテゴリを一つのボタン操作でまとめて開閉できる機能です。
よく使う複数のカテゴリがある場合や、使用場面によって特定のカテゴリだけを使用する場合に便利です。
作り方
1. 開きたいカテゴリだけを「開いた状態」にする
2. メインツールのコード生成コーナーのフォームに「名前」と「ID(例:open_char)」を入力
3. 「カテゴリ開閉ボタン生成」を押すとコードが出力されます
4. button_toggle_category.js にコードをペーストして保存で登録完了です
注意点
IDには自動で接頭語が付きます。
変更しないでください。
(例:tagCategoryToggle__open_char)
以下は1ボタン分の定義例です。
{
  id: "tagCategoryToggle__open_char",
  label: "Open only character-related categories",
  dataCategoryIds: "tag__char_visual,tag__char_voice"
}
🔢 カスタムグループ構造例
※ グループ間はカンマ , で区切り、自由に追加・並べ替えできます。
※ 標準グループ(openAll, closeAll等)は不要なら削除可能です。
const categoryToggleButtonData = [
  // Standard button group
  {
    groupId: "tagCategoryToggle-gp__initial",
    buttons: [
      { id: "tagCategoryToggle__default__open__all", action: "openAll" },
      { id: "tagCategoryToggle__default__close__all", action: "closeAll" }
      // ...other standard buttons
    ]
  },
  // Custom button group
  {
    groupId: "tagCategoryToggle-gp__type",
    label: "Type-specific categories",
    description: "Categories used per video type",
    buttons: [
      {
        id: "tagCategoryToggle__expression",
        label: "Expression",
        description: "Categories related to expression",
        dataCategoryIds: "tag__space,tag__expression,tag__animgenre,tag__transition,tag__effect"
      },
      // ...other custom buttons
    ]
  }
];
3-3.特殊タグの使い方・追加方法
特殊タグについて
特殊タグとは
特殊タグはカテゴリ共通で利用できるタグです。
標準特殊タグ(「未選択」「該当なし」「その他」)は全カテゴリ共通で利用でき、
表示/非表示の切り替えはできますが、名前・説明・IDの変更はできません
未選択タグは非表示にできません。
カスタム特殊タグ
カスタム特殊タグとは
複数のカテゴリに表示する特殊タグを自分で作ることができます。
カテゴリ毎の表示/非表示は標準特殊タグと同様にタグ編集ツールで切り替えられます。
カスタム特殊タグの追加方法
  • /data/special_tags.js内の標準タグをコピーして使用してください。
  • idSuffixはIDとして使用し半角英数字と_を使用します。
    special_tag__Aの形式で作ります。
    A部分は最初と末尾に_は使用不可、連続_(__)は使用不可です。 他の特殊タグと重複しないようにしてください。
  • defaultLabel特殊タグの名前を入力(必須)、descriptionは説明やメモ(任意)を入力します。
サンプル(カスタムタグ1件):
{
  "special_tag__note": {
    "idSuffix": "special_tag__note",
    "defaultLabel": "Has Notes",
    "description": "Indicates that there are notes or remarks"
  }
}
特殊タグ設定ファイル(special_tags.js)の全体例
const specialTagSettings = {
  "special_tag__none": {
    "idSuffix": "special_tag__none",
    "defaultLabel": "Not Selected",
    "description": "For reset button"
  },
  "special_tag__not_applicable": {
    "idSuffix": "special_tag__not_applicable",
    "defaultLabel": "Not Applicable",
    "description": "Not applicable"
  },
  "special_tag__other": {
    "idSuffix": "special_tag__other",
    "defaultLabel": "Other",
    "description": "Does not fall under any category"
  },
  "special_tag__note": {
    "idSuffix": "special_tag__note",
    "defaultLabel": "Has Notes",
    "description": "Indicates that there are notes or remarks"
  }
};
※ 標準タグ3種(未選択・該当なし・その他)は変更不可。
カスタム特殊タグはこの形式で追記してください。
追加する場合は,に注意してください。
3-4.効果的な使い方・活用術
効果的な使い方・活用術
タイプ別のカテゴリ一括開閉
動画タイプごとに、必要なカテゴリを「カスタム開閉ボタン」で登録しておきます。
出力時は「開いているカテゴリのみ」を選択することで、目的のタイプ別に必要なタグだけを効率よく管理できます。
未選択タグの活用
「未選択タグ」も出力に含めておくことで、
・そのタグを“意図的に付けなかった”のか
・“まだ判断していない”だけなのか
の区別が明確になり、データの信頼性が向上します。
プリセットによる大量選択
プリセット機能を活用すれば、よく使うタグのセットをワンクリックで一括選択でき、
動画ごとの詳細な記録や、分類作業が圧倒的に効率化します。
Eagleのスマートフォルダ活用
タグやプリセットによる分類データはEagleのスマートフォルダと組み合わせて使うことで、
必要な素材や動画をすぐに絞り込めるようになります。
FAQ・補足・カスタマイズ素材について
アイコン素材などのカスタマイズについて
配布パッケージにはカスタマイズ用のアイコン画像(Windows用ICO、Mac用ICNS)を tools/common/image/ フォルダに同梱しています。

4. 運用・その他

4-1.このツールを作った理由
このツールを作った理由
「タグをつけたいけど、分類が苦手で手が止まってしまう」
そんな自分自身の悩みから、このツールは生まれました。
参考動画を集めても、あとから見返すと分類されていない。
せっかくのストックが活かせないのは「仕組みのせい」だと気づいて、
もっと自分にとって直感的に使えるツールを作ってみようと思いました。
UIや表示の順番、出力の形など、すべてを「使うときの動き方」に合わせて設計しています。
個人用ではありますが、誰かの整理にも役立てばうれしいです。
実はほとんど趣味と遊び心の延長で機能を盛り込みすぎました。
ここまで本格的なものにする必要はなかったのになんということでしょう。
せっかくなのでどなたかどうかお役立てください。
最後に、Eagleという素晴らしいツールを届けてくださった開発者の皆さんに、心から感謝いたします。 ばうれしいです。
2025年5月20日
Avery
4-2.多言語対応について
多言語対応について
画面右上の言語切替セレクタから、日本語・英語・中国語(繁体字)に切り替えられます。
翻訳はAIと手作業を併用しており、表記や品質の違いについてはご容赦ください。
Eagleが台湾発ソフトという理由から中国語(繁体字)にも対応しています。
なお、その他の言語も今後気まぐれで追加・削除されることがあります。
言語切替についてのご注意
プルダウンで言語を切り替えても一部の表示がすぐに反映されない場合は、
ページをリロード(再読み込み)すると正しく表示されます。
4-4.バージョン情報
tagflot v1.0.1(2025/07/20)
・タグ・プリセット管理ツール「tagflot」を公開 ・タグ編集ツール/プリセット編集ツールを同梱(メインツールと連携して使用) ・タグ定義ファイルのTab⇔js変換ツールを付属 ・グループ → カテゴリ → タグ/プリセット の3階層構造に対応 ・お気に入り設定・折りたたみ・コード出力など多機能搭載 ・日本語/英語/中国語(繁体字)への多言語表示切替に対応 【v1.0.1 変更点】 ・使い方ガイド内の一部ツール名の表記ミスを修正 ・内部的な翻訳キー定義の不整合を修正 ・アイコンファイルをPNG・SVGからICO・ICNSへ変更し、互換性と表示品質を向上
※本セクションは日本語のみです
4-4.ライセンス・利用条件・コンタクト
ライセンス・利用条件・コンタクト
このツールおよびガイドの著作権は開発者(Avery)が保有します。
個人での利用・カスタマイズはご自由にどうぞ。ただし 再配布 は禁止です。
お問い合わせ

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